


ヒアルロン酸は生体内に存在する物質で肌の艶やはり、やわらかさなどを保つ働きがあります。これが年齢とともに少しずつ減少すると肌のはりが失われ、しわを生じます。ヒアルロン酸注入療法は、そのヒアルロン酸を皮膚内に注入して、しわを浅く目立たなくする即効性で安全な治療法です。
ヒアルロン酸(®レスチレイン)は1996年にスウェーデンで開発され、現在まで150万人以上の人が皮膚のしわに対する治療を受けています。ヒアルロン酸は眼科手術や整形外科の関節注入療法も含めると世界で3千万人以上の人に治療されています。®レスチレインは、動物性たんぱく質ではありませんので術前の皮膚アレルギー反応テストは必要ありません。
治療の適応は、顔面の安静時のしわに効果があります。運動時のしわ(力を入れると深くなるしわ)には、あまり効果がありません。
治療には、針の刺入とヒアルロン酸の注入による軽度の痛みがあります。通常、麻酔なしで治療可能ですが、痛みに弱い方は事前にテープやクリーム麻酔の併用も可能です。
目的とするしわの部位、深さに応じて、分子量のちがうレスチレイン、パーレイン、レスチレインタッチなどを使い分けます。
ヒアルロン酸の効果は永久ではなく、次第に体内で水に分解、吸収されます。その効果の期間は6カ月から1年ですが、全く元の状態にもどってしまうわけではありません。効果の持続のためには、再注入を必要とします。注入治療を繰り返すことでの効果減少や後遺症等はありません。
治療後、日常生活の制限はありません。当日から洗顔、お化粧も可能です。治療後に発赤を生じる方が稀にいますが、冷却や軟膏塗付で数時間経過すれば軽快します。
|